現代ビジネスで求められる人材とは?
- 1. 現代社会で必要なスキルについて
- 2. コミュニケーションスキルってなに?
- 3. 言語化のスキルとは
- 4. 伝わり方にはレベルがある
- 5. 言葉や伝わり方で人間の評価が決まる
- 6. 「内なる言葉」とは
- 7.「言葉にできる」が武器になる
- 8. 効果的なトレーニング方法
- 9. 伝える力を伸ばすには
1. 現代社会で必要なスキルについて
現代社会を生き抜いていく上で
必要なスキルはいくつかあります。
よく一言で「コミュニケーションスキル」
がこの社会では必要不可欠と言われますが
「コミュニケーションスキル」って何?って思いませんか?
なんとなくわかるけど、
深く考えてみると
あまりに抽象的で説明するのが少し難しいですよね。
2. コミュニケーションスキルってなに?
コミュニケーションのイメージとしては、
「人と上手に話せる」
「話をまとめるのが上手」
などが思い浮かぶかと思います。
確かに間違ってはいないと思いますが、
もう少し深く考えてみましょう。
「コミュニケーション」→「人と上手に話せる」
コミュニケーションという言葉をここまで分解しました。
人と上手に話せるようになる過程で、
もちろん訓練が必要です。
産まれた時から
人の気持ちを読み取ってコミュケーションが
とれたら逆に怖いですよね。(笑)
では、
訓練する中でどんな練習をすれば、
人と上手に話せるようになりますか?
私は「言語化」だと思います。
えっ?「言語化」って?
3. 言語化のスキルとは
言語化とは、
「自分が思ったこと・感じたことを言葉にできる」
というスキルです。
自分が思ったことや話したいことを
言葉にできなければこの社会では生きていけません。
仕事の中での会話、SNS上でのやり取り、
ブログを書くことだってそうです。
全て言語化されることで
コミュニケーションが成り立ちます。
4. 伝わり方にはレベルがある
「言葉」と一言でいっても、
言葉には種類があります。
書く言葉、聞く言葉、話す言葉。
自分の伝えたいことや、感じたことを
相手に伝えるためには、
言葉を用いて感情を表現する必要があります。
言葉を交わす中で、
「伝わった」「伝わっていない」という
伝わり方のレベルを細分化してみると、
次のような段階に整理することができます。
①不理解・誤解
そもそも話が伝わっていない。
認識のズレが生じている。
話が噛み合っていない状態。
②理解
過不足なく伝わっている状態。
相手が言った情報を漏れなく把握している状態。
③納得
相手が話したことを理解しただけでなく、
内容が腹に落ちている状態。
④共感・共鳴
見聞きした内容を理解した上で、
心が動かされ、自らの解釈が加わっている状態。
5. 言葉や伝わり方で人間の評価が決まる
人間は、
相手の言葉に宿る重さや軽さ、
深さや浅さを通じて、
その人の人間性そのものを
無意識のうちに評価しています。
そういった壁を乗り越えるための鍵として
「内なる言葉」があります。
6. 「内なる言葉」とは
内なる言葉とは、
日常のコミュニケーションで用いる言葉とは別物であって、
無意識のうちに
頭に浮かぶ感情や、自分自身と
会話することで考えを深めるために用いている言葉です。
つまり、
考えるということは
「内なる言葉」を駆使しているということもできます。
コミュニケーション訓練の第一歩として、
「内なる言葉」の存在に意識を向けて
「内なる言葉」を磨く訓練を積むことが大切です。
コミュニケーション能力が単に高いことで
周囲からの評価を得られたとしても、
気持ちと言葉が一致していなければ、
言葉と行動が一致することもありません。
7.「言葉にできる」が武器になる
言葉にするということは簡単に見えて
かなり難しいです。
ですが、
「内なる言葉」を意識していけば、
コミュニケーション能力は高まります。
人と会話をする中で、
一番大切なことは、
言葉の中に自分の感情を含ませることです。
8. 効果的なトレーニング方法
実際に考えたことを口に出して話してみようとすると、
あれだけ考えたはずなのに・・・
言葉は一向に出てこない。
こうした悩み方に悩みを持っている人は多いと思います。
こういった状況に陥る理由は、
大きく分けて3つあります。
1. 頭がいっぱいになった=よく考えたと誤解してしまう。
2. 思考が進んでいくと、最初に考えたことが忘れられてしまう。
3. 断片的で脈絡もなく、考え散らかしていることに気づいていない。
①A4用紙が武器になる
とにかく書き出します。
書き出すことで思考が整理されるため、
自分の言いたいことがすっきりします。
ノートや付箋であっても構いません。
②「T字型思考法」で考えを進める
「なぜ?」「それで?」「本当に?」と疑問を投げかけいく方法です。
紙やノートに書き出した内なる言葉をより具体的にしていきます。
③同じ仲間をグルーピングする
これは内なる言葉を俯瞰して観察することが目的です。
自分の言葉を上手く相手に伝えるために
自分の中で整理して考えるのはとても重要ですね。
9. 伝える力を伸ばすには